
スーザン・サザード氏講演会
「ナガサキ」を語り継ぐ 〜5人の被爆者との出逢いから〜

講演は日本語で画面を説明しながら話すサザードさんと、長崎の「永遠の会」の方の朗読が入る形で行われた。朗読は5人の被爆者の様子や感情を語り、会場の聴衆に臨場感を感じさせた。
1時間余の講演の後は質問の時間となり、平和運動に関わっている方や、本を読んで感動した方などからの質問に、通訳を介し、丁寧に答えてくださった。翻訳をした宇治川さんも一緒に質問に返事をしていただいた。
終了後もスーザンさんと話したい方や本にサインを求める方などが何人かいた。阿部市長は他のイベントの都合があり、講演前にスーザンさんと15分ほど対話し、市の平和の取り組みなども話したようだった。
PCの具合が悪く、演者や参加者にご迷惑をかけたことが反省点であるが、実際に戦争が起こっている今、とても意義ある講演だった。
国際理解授 大松台小学校
日時: 令和5年 11月14日(火)5時間目
11月21日(火)3時間目、4時間目
大松台小学校で行われた国際理解授業は、5年生が現在勉強している英語を使って外国人と英語で話すというユニークな講座だった。TICの会員で英語がはなせる方が6人学校を訪れた。大きい教室に4人から5人のグループが6つできており、外国人が一人ずつグループに入って質問に答えた。

「What is your favorite sport?」「Do you like dogs?」「Do you like Japan?」など、子ども達は自分で作った質問をし、楽しそうに、笑ったリ、驚いたりしながら外国人と話をしていた。
6つのグループをひとつずつ回る外国人の方はちょっと大変だったかもしれないが、小学生の時から英語を使って話す経験を持てば、これからも臆することなく外国人との交流ができるのではないだろうか。頼もしい限りだと期待が膨らむ。
市民文化祭参加:
インドネシアの民族舞踊・30年のあゆみ・TIC会員作品展
今年の文化祭(10月20日、21日、22日)では、創立30周年記念に展示した「TIC30周年」に関する展示が力作だったので、「学習者の国と地域の旗」や「3つの大切な事」また「各専門部の活動パネル」を含め再度の展示をし、更に毎年行っている会員の作品も展示したギャラリーとなりました。入場者の人数はあまり多くはなかったのですが、ゆっくりと細部まで鑑賞出来て、それも良かったかと思います。
市民ロビーでのパフォーマンスはインドネシアの民族舞踊で、いつも大使館などで踊りを披露している「ヌサンタラ」と「ナガジャパン・バリ舞踊」の方が表情豊かな踊りを披露し、最後には会場の観客も一緒に踊りました。
国際理解講座:
ベトナム社会主義共和国 ブンタウの思い出
[10月22日]
JICAのボランティアとしてベトナムの大学で2年間日本語を教えてきた、日本語セミナー部の鈴木馨さんに、ブンタウの町や大学での授業について話してもらった。ブンタウはポーチミンの近くの海に面した小さな町て、毎日ホテルから海に沈む夕日を見ていたとのこと。
学生は優秀で素晴らしく、でも大学の施設は日本とは違い廊下に机が置いてありそこで勉強する人もいるというようなビデオを見せてもらった。日本ではベトナム人の数が急激に増えており、TICの会員にも多くのベトナムの方がいる。もっと知りたい国ですね。
ビール工場見学
残暑真っ盛りの9月17日、府中のサントリービール工場見学を行いました。分倍河原から送迎バスで工場へ。ビールができるまでの工程を聞き、最後は皆で冷たいビールを飲ませていただきました。
なかなか楽しい行事で来年もしたいと思っています。
TIC創立30周年記念事業を終えて
●23日(土)
【式典】
秋元理事長の挨拶で始まった式典は阿部市長をはじめ関係者の方々、賛助会員、外国人、日本人会員と一般市民の方、計80名の出席者となりました。挨拶、祝辞の後は、中国の楊帥帥とフィリピンの蛯名ジュリエットさんが子育てや、病院での人助けについて滑らかな日本語でスピーチをしました。その後映像でTICの活動紹介があり前半が終了。

後半は谷津賢二氏の中村哲医師についての講演で、中村哲医師の声を聞きながらアフガニスタンの地、そこで暮らす人々のビデオ、谷津氏の現地取材の話などは参加した多くの人から、とても良かったとの感想がありました。
【パフォーマンス】

市民ロビーでの2時半からの外国人のパフォーマンス。最初は「レスミダンスグループ」によるインドの古典舞踊。7人のダンサーが、手、指、首の動きと顔の表情も豊かに、華やかなダンスを披露。続いてはスペインのホルヘさんとギタリストのセバスティアンさん。会話も巧みなディアスさんは皆さんとおしゃべりしながら、スペインの歌や日本人にも懐かしいラテンミュージックを。素晴らしい声は会場の皆さんを魅了しました。
●24日(日)
【世界の遊び、日本の遊び】

お手玉、けん玉、コマ、あやとり、紙風船と用意した中で、子どもたちが楽しく遊んだのは紙風船。お手玉、コマやけん玉はちょっと難しかったようでした。中国のジェンズを足で蹴るのは超難しいわざ。お菓子の入ったピニャータは思いのほか頑丈でなかなか割れませんでしたが、最後にはお菓子をゲット。叩き過ぎて中のおせんべいが割れてしまいました。
【世界の民族衣装のファッションショー】

●【23日、24日のギャラリー】


2023年度 TIC ガイダンス

各専門部はこの日のために新しいパネルを作ったり、模擬授業の練習をしたり、用意万端でガイダンスに臨みました。今回は一般の市民方の参加が多く 13人もの方が来てくださいました。また TIC会員の 14人、更に説明側の 17〜 18人と計 50人程の人が集まりました。参加者は各ブースを 15分ずつ、順番に回ることが出来たので、自分の興味を引く活動が見つけられたのではないでしょうか。説明側にとっては同じことを繰り返し説明するに疲れたという声もありましたが。(お疲れさまでした)
また 8月に多摩市に来る「ワールドキャンパス( WCI)」の机も用意したので、 WCIの実行委員会のブースではホームステイの PRに余念がありませんでした。
1週間経ちガイダンスに来たことで、会員の申し込みをした方もあり皆さんの努力の甲斐であったと思います。
この国どんな国シリーズ「チリ共和国」

チリワインは日本でも人気ですが、ワインを飲みながらのジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、肉などを使った「カスエラ」やトマトとオニオンの「サラダ・チレナ」は最高です。そして海岸線の長い国でもあるので魚介類も豊富です。自然も雄大で、南米で一番高いアコンカグア山また富士山に似ているオソルノ山、はるかかなたの海上にはモアイ像でおなじみのイースター島があります。天然資源では豊富なリチウムが採掘できます。
またロサさんが持参した大きい国旗は独立の象徴である血の赤、アンデスの雪の白、高く広がる青い空の3色が主なカラーです。

「多摩市民文化祭参加」

1)世界の民族衣装の展示

・場 所: ヴィータ7階 ギャラリー
・入場者: 254人
今年度は「世界の民族衣装と民芸品」をテーマに外国人を含む会員から民族衣装を提出してもらった。皆さん様々な国の衣装をお持ちで、予想したよりもたくさんの衣装が集まり、全てを展示できないくらいだった。衣装の展示なのでマネキンのボディにも衣装を着せてより洋服を引き立てるようにした。集まった展示物は民芸品なども含め72点。アジアの各国はもとより、アラビア圏、南米、ヨーロッパの国々とバラエティーに富んで、見に来た方々の質問も多かった。市長をはじめ、副市長、教育委員長、市議会議長等市の方々も見に来てくださった。外国のことを知る方法は様々だが、衣装など具体的なものを見て外国の雰囲気などを実感していただいたかと思う。提供者のご好意でブルカの試着ができ、皆さん興味を持って試着していた。ギャラリーの受付、片付けなどの人数、延62人。

2)日本語スピーチ発表会
・日 時: 令和4年11月6日(日) 午後2時〜4時
・場 所: ヴィータ7階 市民ロビー
・出場者: 19人 《中国 9人、ベトナム 4人、ネパール、カナダ、ペルー、トルコ、インド、フィリピンそれぞれ1人》

聴衆は約100名位いたかと思う。ほぼ全員が原稿を暗記し、個性的なスピーチをし、観衆からは盛大な拍手が送られた。最後に、須田副市長が総評と、参加者一人一人に対し感想が述べられ、参加者は感無量だったと思う。賞状授与後、集合写真撮影をした。発表者には記念品とクオカード、及び各人のめくりの紙がわたされ、労を労った。スピーチ参加者一人一人が生き生きと発表でき、大成功だったと思う。
「春の散策「お花見交流会」
〜好天の春の日にお花見をしました〜

2022年3月27日(日)、朝はちょっと曇り気味で桜の開花も心配したお花見でしたが、歩くうちに好天となり、2,3日前に暖かい日が続いたせいか、満開とはいかないまでもきれいな桜を見ることが出来ました。

唐木田駅から歩き、鶴牧西公園の枝垂れ桜を見ながら参加者の自己紹介をしました。家族連れの外国人や恵泉女学園大学の留学生など11人の外国人を含む32人はお喋りをしながら桜と水仙が咲く宝野公園を歩き、記念写真を撮りました。

2021年度 日本語ボランティア支援養成講座、終了

2022年 1月 8日から毎週土曜日、 10回にわたる「日本語ボランティア支援養成講座」か終了し、参加した 15人の受講者はほとんど休むことなく講義を受け、修了証書を手にしました。
この講座は初めて外国人に日本語を教えたいという方に向けての講座で、日本語を知っているということと、日本語を教えることは違いがあり、教えるにはノウハウが必要であるという基本的なことから始まります。

殆どの受講者の方が、日本語の奥深さ、難しさを改めて実感したと言っています。毎回様々な質問や感想をアンケート用紙に記入し、これを次回の講義の際に講師から説明し、疑問が解決できるような流れといたしました。

今後この方々が TIC の日本語ボランティアとして活躍し、外国人支援のすそ野を広げて下さると信じています。
秋元先生をはじめ講師の先生方の熱心な講義、本当にありがとうございました。
多摩市民文化祭参加「TIC 会員作品展」と「東インド古典舞踊」


また永山公民館では、「生け花サロン」のメンバーが華道連盟の作品展に出品し、華やかに会場を彩りました。
秋の散策


朝10時に多摩センター駅に集合して、しまじろう広場のイチョウの黄葉→白山神社→グリーンライブセンターでの蘭の展示会やXmasの飾りつけを鑑賞、旧富澤家→東落合遊歩道を経て一本杉公園にゴールした。

ちょうど昼食時となり秋元理事長の先導の下、恵泉女学園大学の学食をいただく好機に恵まれた。
コロナ禍の緊急事態宣言は解除されていたが全員がマスクを着用して参加し、錦秋に染まる樹々を鑑賞しつつ、改めて多摩地域の歴史と自然を感じる散策であった。
国際理解講座「私がトルコから学んだもの」
~イスタンブール生活40年を語る~

多摩市国際交流センター理事長の秋元美晴氏によるご挨拶の後、スクリーンにイスタンブールの風景が中近東独特の音楽と共に流れイスタンブールの世界へと導かれました。
イスタンブールでの日本語講師としての体験、トルコ人のご主人や舅、姑、二人の息子さんとの日常生活、宗教や病院に関わる体験談等多岐にわたるお話がありました。

講演後の参加者からは、普段テレビやガイドブックでは接することの出来ないトルコの一面を知る良い機会になったとの感想が多く聞かれました。
参加者の皆様どうもありがとうございました。
外国語セミナー「夏期講座」終了
2021年8月3日~8月27日

両講師の手作りのテキストと、熱心な授業で、受講者も楽しく充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。
皆様、ありがとうございました。
東京2020オリンピック 自転車ロードレース


因みに男子の優勝者はエクアドルのカラパス選手、女子はオーストリアのキーゼンホファ選手でした。
国際理解講座 「北緯66度の国 アイスランド」開催
初めて知った素晴らしい国 ”アイスランド“
ジェンダー平等、女性の社会進出、エコエネルギー(地熱、風力発電など)

2時からの講座は阿部市長、田代副市長、藤原市議会議長、池田市議会副議長もご出席の中、ヨハネソン大使は英語で、そして、同大使館の商務・広報担当官保坂氏が通訳し、講座が始まりました。


参加者の皆様ありがとうございました。
秋の散策 ゆうひの丘(桜ケ丘公園内)
2020年11月23日(祝)


昼過ぎに自由解散。その後はお弁当を食べる人、散策を続ける人、帰途につく人とそれぞれでした。ちょうど旧多摩聖蹟記念館が開館90周年特別展を開催していたこともあり、有志のグループは貴重な展覧会を見学する機会を持ちました。
ソーシャルディスタンスを考慮しマスクを着用してのウォーキングでしたが、解放的な戸外で久しぶりに仲間と交流して憩いの時間を過ごしました。
令和2年10月29日(木)~11月1日(日) ヴィータ 7階 ギャラリー

今年は例年の会員の作品に加え、タイトルの様に長年収集してきた品物や、海外のお気に入りの民芸品などを展示した。台湾や日本の珍しい蝶の標本、長い時間を費やした野鳥の写真、1964年のオリンピック記念切手やたばこの包装紙、また民芸品ではチェコのボヘミアングラス、イタリアのベネチアングラス、中国のペーパーカット(普通は赤だけだが、フルカラーで、とてもきれい)、中国の唐三彩の陶器など美しい品物が展示された。会員からの作品では外国人の書や写真(カナダ)、アクリリックという絵画(アメリカ)、カッパドキアの写真(トルコ)に加え日本人会員の素晴らしい絵画が並べられた。コロナ禍で入場者は160人と例年より少なかったが、このようなイベントをしてくれて嬉しいという声もあった。

令和2年10月31日(土) ヴィータ・コミューネ 7階 市民ロビー
今年の市民ロビーでの外国のパフォーマンスは、ベトナム留学生による民族舞踊。「ズオ ダイン ド ドゥア」という演舞扇のダンスを4人の女性が披露してくれた。そのあと男性がサオ・チュックという竹笛の演奏を行った。戦争に行った兵士が家族への愛をうたった曲でとてもやさしい、心に染みるメロディだった。最後は6人の留学生による「アオザイ」のファッションショー。ランウエイを歩くかの様に素敵なショーと、アオザイを着る時の嬉しさと、ベトナム人の誇りを話してくれたのが印象に残った。
韓国料理 「スンドゥブチゲとチヂミ」

まだ寒さが残る時期、レシピは暖かい鍋料理。“スンドゥブ”とは“おぼろ豆腐”のことです。玉ネギ、ズッキーニなどの野菜に加え、豚肉と粉唐辛子、ニンニクを入れ炒め、水を入れて煮ます。煮立ったら最後におぼろ豆腐を入れそのあとに卵を落とします。卵が固まらないうちに火を止め、食べる時に卵を全体に広げ、これをご飯の上にのせるのが美味しい食べ方です。

チヂミはお好み焼きと違い、水で溶かした小麦粉はただ野菜をつなげる役目なので、薄く溶くのがコツ。つける「たれ」に各家庭のオリジナリティーがでます。
料理教室はいつも食べながら話がはずみます。韓国の食に関する習慣などを聞きながら、楽しくいただきました。
50人を超える外国人といっしょに、「イヤーエンドパーティー」


幕開けの多摩センタークラスのファッションショーはチャイナドレスやインドネシアの民族衣装、日本の着物などの美しい衣装と颯爽と歩く外国人学習者に会場が圧倒されました。永山クラスは手作りの人形劇「白雪姫」。学習者のセリフはなかなかのものでした。土曜クラスは中国の方のギター演奏に合わせてのコーラス、木曜夜クラスは外国人のお国に関するクイズ、最後は木曜午前クラスの面々が多摩市阿波踊り同好会の協力を得て鉢巻き姿で阿波踊りを踊り、パーティーの参加者も加わり圧巻のフィナーレとなりました。
東京2020大会 応援プログラム
「外国人日本語スピーチ大会 in TAMA

15人の外国人がエントリーした「外国人日本語スピーチ大会 in TAMA」が富士山を遠望するヴィータの市民ロビーで行われました。ロビーはTIC会員、出演者を応援する方々の他多くの観客を迎えスピーカーも少し緊張している面持ちでした。最初の発表者である中国の張さんが、まったく原稿を見ないで、すらすらとスピーチを始めたので、感嘆!他のスピーカーの方たちもちょっとびっくりしたのではないでしょうか。

最優秀賞、優秀賞、奨励賞、の他に市長賞2名とオリンピック・パラリンピック賞2名を選ぶ審査員は市長をはじめ市から3人、TICは理事長を含め3人、6人の審査員の公正な審査の下、7人の方が選ばれました。

東京2020大会まであと7ヵ月余、多摩市もアイスランドの事前キャンプの準備を始めています。
おもてなしの用意も十分。皆でオリンピック・パラリンピックを楽しみましょう。
ワールド キャンパス インターナショナル(WCI)交流会


午後のイベントは一転して桜の花模様の桜ケ丘商店連合会の法被を身に着け、国旗を担いで入場。映像を使用しアフリカのガボン、チェコ、スロベニアの三国を紹介。続いてダ・バンプのヒット曲「USA」やソーラン節のダンスを披露。会場も手拍子で盛り上がりました。日本文化の紹介はお箏と尺八で「六段」と「春の海」の演奏。
最後は多摩中の生徒も一緒にカントリーロードを歌いました。司会者は外国語セミナー部、また朝早くの会場設営は日本語セミナーや交流事業部員が駆け付け、TIC一丸となって市民の方たちを巻き込んだ楽しいイベントでした。
立川防災館訪問

毎年訪問している立川防災館ですが、今年は新しい体験もしました。参加者は11人と9か月の赤ちゃん。9人が初めてです。
最初の煙体験は3班に分かれましたが、最後のグループは一番濃い、ほとんど見えない通路を手探りで歩きました。起震台は子供さんもいたので震度6を、最後に大人だけのグループが震度7を体験。気持ち悪くなりそうなくらいの揺れでした。
昼食は持参のお弁当の他にTICのストックである、防災食の缶詰のパンを2種類と同じく缶詰のクラッカーも試食。

午後は消火器訓練から。係の方の説明の後,火の燃え盛るスクリーンに向け「火事だ!」と叫んで火をめがけて消火器の水をかけます。
そして最後の体験「救出救助」は新しくできたゾーンです。ずらーりと並んだ人形のそばに座り、心臓マッサージとAEDを使っての救助。心臓がどこにあるかというところからレクチャーを受け1分間に100回というリズムを保っての心臓マッサージはとても有意義でした。崩壊した家や家具の下敷きになった人を救助するやり方も、置いてある材木などをどのように使うかと考えながら動きました。参加者からはすべての体験が興味深かったと上々の感想でした。
高幡不動尊のアジサイを見に行きました

2019年6月23日(日)
歴史ある古刹の高幡不動尊は都内でも有数の紫陽花の名所で、アジサイ・ガクアジサイ・ヤマアジサイなど合わせて200種、7000株の花が咲き誇っています。
外国人6名(ベトナム、フィリピン、アメリカ、中国)を含む総勢23人で高幡不動を訪れました。歴史を感じる仁王門を入り、手水舎で身を清め、お参りをしてきらびやかな五重塔の横道から紫陽花の咲く道へ。
山内八十八か所の途中にある高幡城址まで登るグループと、満開の花が並んだ四季の道をたどるグループに分かれ、それぞれ大輪のアジサイ、可憐なヤマアジサイなどを堪能しました。

休息所での昼食の後自由解散。奥の茶室で薄茶の席があることを知り、希望する18名がお菓子と薄茶(300円)をいただきました。また境内では空手の会が演技の公開をしており、図らずもの日本武道の一つを見ることができました。
梅雨という日本の四季の合間に咲く紫陽花は、外国人にもその美しさを印象付けたことでしょう。
お花見交流会

日 時: 2019年3月31日(日)
場 所: 多摩センター駅~宝野公園
午前10時半、小田急多摩センター駅改札前に集合しました。参加者はベトナム4名、アメリカ人1名、日本人14名の計19名です。場所取りを先発隊に任せ、遊歩道を散歩しながら宝野公園へ。到着して各自公園内を散策した後、皆でお弁当タイム。簡単に自己紹介をして歓談した後、日本語セミナー部員、外国語セミナー部員らの協力のもと、ハンカチ落としやじゃんけんゲーム(家庭の不用品を賞品)をして興じた。

午後1時半頃、自由散策。
桜は7,8分咲きで、やや肌寒い日和ではあったが、桜で有名な宝野公園は大勢の客で賑わっていた。日本のお花見の風情報を楽しむことができた一日であった。
2018年度外国語セミナー発表会・修了式

2019年3月3日(日)13:00~17:00 VITAホールにて学習成果発表会及び修了式を行いました。
全12クラスが学んだ言語で、楽しい歌やクイズ、各国の文化紹介、寸劇やダンスを披露し、衣装や演出など随所にこだわりのある舞台に大きな拍手と歓声が贈られました。また、各講師より胸に響く温かいスピーチをいただき、花束贈呈では講師、受講生共に感謝の気持ちが溢れ、涙ぐむ場面もみられるなど心に残る素晴らしい式典となりました。年間を通して培ったチャレンジ精神とコミュニケーション力は、新しい時代へ受け継がれていくことでしょう。

日本語ボランティア研修2018年度第4回目(最終回)
場 所:ヴィータ 8階 第3学習室
講 師:押尾 和美氏(国際交流基金日本語国際センター)

内容はボランティアの要望に沿って様々です。今回の講座はヨーロッパで使用しているCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)を参考に国際交流基金が日本語教育スタンダード(JFS)を2010年に公開したということで、その開発に携わった押尾先生を講師に迎えました。
CEFRはA1~C2のレベルがあり、文法中心ではなくその日本語を使って何ができるようになったか、Can-do、に重点が置かれています。例えば「日常生活の基本的な表現を理解し簡単なやり取りができる」という段階で場面が医院だったら、その授業が終わった後で学習者が病院に行った時、症状を説明し、医者が言ったことが理解できるかが、Can-doになります。そのためには「熱がある、のどが痛い」などの語彙・表現や、「お風呂に入らないでください」という文法の「ない形」を聞いて理解できるように、ボランティアは1回の授業の教案を考えるやり方です。
日本語教室にはどのクラスも毎月新しい学習者が入ってきます。まったく日本語のわからない人、初級レベルの人が多いので、対応するボランティアは柔軟にそれぞれの学習者と向き合わなければいけません。やりがいはありますが、なかなか大変な活動です。
日本語セミナー YEAR-END PARTY 2018
実施日:2018年12月16日(日)
会 場:パルテノン多摩第1会議室

テーブルに外国人の方々の手料理が並び、日本語に交じって英語、中国語などが飛び交う中、今年も「Year- end Party」がはじまりました。5クラスの日本語学習者は家族で参加する方も多く、小さい子どももちょこちょこと歩き回っています。前半は飲食をしながらの交流会。

懐かしい顔もあり、おしゃべりに花が咲きます。後半は各クラスが勉強の合間を縫って練習した出し物。多摩センタークラスの歌「雪山賛歌」の英語の歌詞は皆さんおなじみの「愛しのクレメンタイン」そして中国語はなんと「新年好」で始まるお正月の歌でした。続く土曜クラスはフラダンス。他のクラスの外国人も音楽に合わせて、即興のダンサーになって踊りました。永山クラスは外国人がセリフを言いボランティアは絵の登場人物を動かして「大きなかぶ」の劇を。木曜夜は楽しいクイズに景品も出ました。
そして最後は木曜午前の阿波踊り。今年は連の方たちがお囃子もにぎやかに登場。最後はみんなで阿波踊りの輪に入り、にぎやかに踊りました。
外国人の方々は日本語の勉強と共に日本の様々なことを日々経験して暮らしています。2019年もお互いに楽しく勉強していきたいと思います。

TIC 25周年記念・国際フェスタin TAMA 2018
実施日:2018年12月1日(土)・2日(日)
会 場:関戸公民館ヴィータ7階、8階

25年の歴史は長いようでもあり、短いようでもあります。市役所の仮住まいの日本語教室や広報誌の編集から、6年目に桜ケ丘の事務局を借りることができ、すべての活動の拠点としてここで日本語を教えたり、外国語を勉強したり、イベントの案を練ったり、今では約
450人の会員が活動しています。25周年を記念して記念号と新しいDVDを作成しました。

同時に行われた国際フェスタのテーマは「ハワイ」と「オリンピック・パラリンピック」また市の主催で1日、ヴィータホールで行われた「おもてなし講演会&トークショー」では1部の朝原宣治さんの気さくなお人柄がにじみ出たオリンピックのお話を、2部の土田和歌子さんとのトークショーでは海外で受けたおもてなしが身に染みるという、2020大会に私たちが心すべきお話を、楽しくきかせていただきました。
ロビーではフラダンスやハワイアンバンドが華やかに演奏と踊りを披露し、お客も満員。
ギャラリーはハワイの紹介、オリンピックのボランティアについて、パラリンピックの競技などの展示、土田和歌子さんが使用しているパラトライアスロンのバイクの展示もあり人眼を引きました。また外国人のスピーチ発表会では12人の外国人がスピーチをし,聴衆も感心したり笑ったり。難民支援団体のビーズアクセサリーの販売もあり、中身の濃いイベントでした。

秋の散策 深大寺と神代植物公園
実施日:2018年11月23日(金・祝)
場 所:深大寺と神代植物公園

外国人5人を含む13人の参加者で、京王線調布駅に集合。行楽日和のこの日、バスの中は混雑していましたが、話に花を咲かせて各々が楽しげな様子。30分程で到着し、門前を抜けて深大寺境内へ。


世界は一つ ワールドキャンパス交流会
実施日:2018年8月7日(火)
会 場:ヴィータ・コミューネ 関戸公民館 市民ロビー

欧米各国から15名の若者を迎え「世界はひとつ ワールドキャンパス交流会」を開催しました。
昨年好評だった市民ロビーでのこのイベントは、外国人の自国の紹介などで始まり、恒例のソーラン節やJ-POPの若さあふれるダンスパフォーマンスでスタートから会場は大いにわきました。

TICから日本文化の紹介を行い、江戸芸かっぽれの粋な踊りに、外国人も挑戦!市民も一緒に踊り伝統文化を共に楽しみました。二人羽織では予想外の動きにチャレンジする姿に大きな笑いと拍手がおくられました。

椅子に座ってお茶を点ててみましょう
実施日: 2018年4月28日(土) TIC活動室


参加者は、畳に正座ではなく椅子に腰かけて気軽にお茶会ができ良かったのですが、活動室のテーブルがお点前をする際に高すぎたのでやりにくかったのではないかと思います。
ご自宅からお道具類を全部用意してお持ちくださった石井様には、本当に感謝でいっぱいです。
JICA地球ひろばとモンゴル国大使館訪問

3月27日(火)春休み大使館訪問「JICA地球ひろばとモンゴル国大使館訪問」を行いました。参加者25名で、市ヶ谷にある「JICA地球ひろば」に行き、日本が行っている発展途上国への国際貢献・国際支援について学びました。
発展途上国のいろいろな問題点が、映像やパネルなどで展示されている体験ゾーンでは自分たちに何ができるかを考えることができました。
日本が行っている国際支援の一つ、青年海外協力隊の仕事(タンザニアでマサシという町の女子中学校で数学を教えてきた)を 2 年間してきた長澤健太さんのお話を聞きました。
続きを読む201803mongolembassyreport.pdf
※フォートアルバムはこちらです(参加者限定)Photo album
外国語セミナー部主催「ニュー イヤー パーティー」

・2018年1月12日(金) ・パルテノン多摩 第1会議室
外国語セミナー12クラスの会員が外国人と交流するパーティーで、今年のゲストはベリーダンス。美しい踊りが大変好評でした。会員参加型としてはスプーンリレーを行い、皆童心に返って楽しみました。
今年は125名の参加があり、そのうち外国人は15名。平日でしたので留学生の参加がなくて残念でしたが、日本語セミナー部の学習者や、OBの外国人講師の先生も参加され、恒例のビンゴ大会も盛り上がり、終始和やかなうちに終えることができ来期へのステップとなりました。
日本語セミナー部主催「イヤー エンド パーティー」

日本語教室5クラスの学習者とボランティア、また他の専門部からの会員が参加。市からも市長はじめ、岩永市議会議長、大野議員、担当部の松尾部長、立花課長、古谷副参事など8人の方にご出席をいただいた。学習者が持ち寄った様々な国の料理と日本料理が並ぶテーブルでは、歓談が弾み1時間もあっという間。後半はクラス別に歌やクイズで楽しんだ。中国の方の笛の演奏、ジャマイカの方の独唱、さらに「阿波踊り」「炭坑節」の2つの踊りにはそのクラス以外に会場から参加者があり、大いに盛り上がったパーティ―だった。
外国人の学習者は家族で参加する方が多く、毎年楽しみにしているようだ。イスラムの方も少なくないので、TIC側で用意する料理も工夫を凝らしている。パーティーが好きな外国人にとって年1回は少ないであろうけど、クラスを卒業した懐かしい顔を見る事もあり、サプライズのある素敵な交流会だった。
【活動報告 一覧】
2020.10.29~11.1 多摩市民文化祭参加イベント |
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2020.02.22 韓国料理「スンドゥブチゲとチヂミ」 |
2019.12.08 イヤーエンドパーティー |
2019.11.30 東京2020大会 応援プログラム「外国人日本語スピーチ大会 in TAMA」 |
2019.08.07 ワールド キャンパス インターナショナル(WCI)交流会 |
2019.09.16 立川防災館訪問 |
2019.06.23 高畑不動尊のアジサイを見に行きました |
2019.03.31 お花見交流会 |
2019.03.03 2018年度外国語セミナー発表会・修了式 |
2019.02.24 日本語ボランティア研修2018年度第4回目(最終回) |
2019.12.16 日本語セミナー「イヤーエンドパーティー2018」 |
2018.12.1~2 TIC25周年記念・国際フェスタ in TAMA 2018 |
2018.11.23 秋の散策 深大寺と神代植物公園 |
2018.08.07 世界は一つ ワールドキャンパス交流会 |
2018.04.28 椅子に座ってお茶をたててみましょう |
2018.03.27 JICA地球ひろばとモンゴル国大使館訪問 |
2018.01.12 魏国語セミナー部主催「ニューイヤーパーティ」 |
2017.12.10 日本語セミナー部主催 「イヤーエンドパーティー」 |